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留学効果を最大限に引き出すための準備
目的の設定・留学計画の立て方
留学を成功に導くためには、目的と留学計画が非常に重要です。ここでは、留学を手段として捉え、どのように目的を設定していくか、またどのように留学計画を立てていくかをご紹介いたします。
目的の設定
まずはどんな小さなことでも、大きなことでも良いので留学後のなりたい自分をイメージしてみてください。
漠然と「こんな人になりたい」「どういう職業に就きたい」「映画を字幕なしで見れるようになる」など、どんなものでも構いません。その夢や目標が皆さんの留学のモチベーションを高めてくれます。
さらに目標が「TOEIC900点を取る」など具体的なものであれば目標達成がわかりやすく評価できるので「将来なりたい自分のイメージ」と「数値目標」の2つを持って置くことをお勧めします。
たとえばポチット留学スタッフの場合は「飛行機の中でPCで仕事をしながら、世界中を飛び回っている自分」というのが留学前のなりたいイメージでした。実際にこの仕事に就く前には中国で仕事をしながら年間10回ほど飛行機でインドへ行き、機内ではPCで仕事をしているという、イメージ通りの仕事をしていました。
それが実現したのも、自分のなりたいイメージをしっかり持っていたからだと思います。
留学計画の立て方
留学に行く目的の多くは「語学力の向上」かと思います。その目的を果たし帰国した時に、その成果を最大限に利用できる時期に帰国を考えるようにしましょう。主に、帰国後の就職を見据えた計画を立てることが大切です。
ポチット留学スタッフ自身、大学卒業後にカナダにワーキングホリデーに行き、現地企業で内定をもらいお仕事をしキャリアを積んでいたにも関わらず、日本帰国後は就職に苦労した経験からこの計画はとても大事なものだと感じています。
日本は昨今、ベンチャー企業が多数設立され、大手企業でも海外の勤務形態の導入やキャリア採用枠が増えてきているという現状ではありますが、未だに終身雇用制度が根強く、新卒採用がかなり有利です。今大学生で、もし就職を希望する企業があり、第2新卒や中途採用の枠がその企業にないのであれば、留学の帰国日はその企業の「新卒採用の募集が始まる時期に帰国」することをお薦めしています。
特に働きたい企業がない場合でも、新卒での就職を希望するのであれば、4年制大学の3年次の3月までには日本に帰国しておくと良いでしょう。理由は「合同企業説明会の開催が3月から」だからです。ただこれは経団連が打ち出している方針ですので、3月以前に募集を開始している企業も沢山存在します。行きたい企業がある場合は積極的に企業のホームページにある「採用ページ」から情報を集めておきましょう。
帰国時期を設定した後は、留学期間の設定です。「いつ出発できるのか」はもちろんのこと「目標達成にかかる期間」というものを見定ておくと良いでしょう「いつ出発できるか?」は講義や仕事の「時期的な実現性」と「予算の実現性」の双方を鑑みると自ずと出発日を決められると思います。「目標達成にかかる期間」については、ご自信の頑張りで目標が達成できる期間を考えてみましょう。
留学中の語学力向上に関しての目安となる考え方は「3か月で耳が慣れる」、「半年後には日常会話が不自由なくできる」、「1年後にはネイティブの方と簡単なニュース(政治・経済)に関する話ができる」となっていますが、元々の英語力や、スピーキングを中心としたトレーニングをフィリピンで受けたり、ご自身の頑張り次第では上記に限りません。
目標達成に要する期間を設定すれば、あとはヨコ軸の図にしてみましょう。出発時期、留学期間、帰国時期が図式化できたと思います。目標達成の実現を強く願うのであれば、細かな計画を月ごとに書いてみるのも良いです。
これらの留学計画が「絵に描いた餅」にならないよう、ご家族の方やご友人、あるいは弊社カウンセラーと十分にお話しをし、留学を成功に導いていきましょう。
英語力診断
留学前と留学後の英語力を数値化することを目的とするため、ポチット留学をご利用の皆様には、ご出発前に無償で英語力診断を受けていただきます。
留学された方の多くは留学中に英語力を伸ばして帰国されますが、英語力の伸びを聞くと「日常会話ができるようになった」や「映画を字幕なしで観れるようになった」というように、
「英語力の見える化」ができていないことが非常にもったいないと思ったため、本制度を導入いたしました。
これにより、留学前と留学後の英語力を数値化することができます。この数値化は留学に投資された対価であり、就職する際に面接にて留学に関する質問を受けた時に答えるための「プラスに働く材料」となります。英語力診断を受けるかどうかは任意ではありますが、是非とも診断されることをお薦めいたします。
事前語学学習
最低限の英語力を身につけよう!
留学される方の中には、まったく留学前に勉強せずに渡航し、現地で集中して英語に取り組むという方もいらっしゃいます。変な先入観やガチガチの文法勉強をしてから出発するよりは、まっさらの状態で生の英語を吸収できるので、そういった形での渡航も良いと思います。
しかし、入学初日に待ち受けている「プレースメントテスト(レベル・クラス分けテスト)」で本来の実力以下の点数を取った場合、配置されるクラスは中学校ですでに習ったような授業を受ける形となり、物足りなく感じるでしょう。クラスが合わない場合は、直接語学学校と交渉し、レベルの高い授業を受けることは可能ですが、なるべく事前に少しでも英語学習をしておくことにより、実力相当、もしくは少し高いレベルの授業を受けることができます。
事前英語学習について、よく聞かれることは「じゃあ何の勉強をすれば良いの?」ということです。4技能をまんべんなくマルチの学習を希望する方は、映画やBBCのような海外のニュースを英語字幕で見たり、海外の新聞やウェブサイトを閲覧したりすることでリスニング・リーディング力の強化をお薦めしていますが、時間がない方や、映画・新聞に抵抗のある方には、「ひとつでも多く正しい発音の単語を覚えること」や「オンライン英語レッスン」を薦めています。
オンライン英語レッスン
国際学生証(ISICカード)をお持ちのかたは、90日間無料で英語オンラインレッスンを受けられるサービスがございます。
国際学生証(ISICカード)をお持ちでないかたは、1週間の無料体験だけでも「オンライン英語レッスン」を受けてみるのも良いでしょう。
授業で使われる英単語を事前に学習
また、留学先の授業に1日でも早く慣れるには、特に文法で使われる用語だけでも覚えておくと良いでしょう。例として、授業で使われる品詞を表した英単語 noun(名詞)、verb(動詞)、adjective (形容詞)、adverb(副詞)、preposition(前置詞)などです。他にも文法の説明の際には、Present simple (現在形)、present continuous (現在進行形)、past perfect (過去完了形)などが授業に出てきます。学校の授業で聞いたことがある用法でも、英単語がわからないために理解がワンテンポずれるのはもったいないので、できるだけ、こういった単語は事前に学習しておきましょう。