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海外の家・住居は快適?冷房・暖房はどうなっている?アメリカ留学の経験から2017.11.17
留学先を選ぶときに気になる事のひとつとして、現地での暮らしはどのようなものなのだろうか?家はどんな感じで、気候はどうなんだろう?寒いのかな、暑いのかなという事がありますね。
そこで今回はアメリカの家について、冷房や暖房がどうなっているか、暑い時や寒い時はどのような暮らしを送っているのかを書いてみたいと思います。
日本であまり見ないセントラルエアコンディショナーがアメリカでは主流
アメリカの建物は、ほとんどのところでセントラルエアコンディショナーシステムという、建物全体に張り巡らされたダクトを通して冷暖房を行う設備が内蔵されており、当然のことながら夏は冷房がきいて涼しく、冬は暖房がきいて暖かくなっているので大変過ごしやすいです。各部屋にルームエアコンを置く必要がないので、インテリア的にもすっきりしていますね。
ただ、公共施設やショッピングモール、病院でさえも冷房も暖房も省エネの考慮など全くないようで(笑)冷房も暖房もかなり極端な温度に設定されています。このため、夏ならなにか羽織るものを持って行き、冬ならジャケットを脱ぐような温度調節のできる準備が必要です。
空調が完備されており、それが積極的に使われているということは、暑い地域も寒い地域も春夏秋冬がある地域もも、建物の中は一年中一定の温度を保っている場所が多いという事です。気候が良い時期は窓を開けて、…という日本家屋であるような発想はないと思ってください。
学校の温度設定はどうなっている?
学校ごとに多少の温度設定の違いはあると思いますが、学校も公共施設ですので、基本的には上記に書いた通りです。まぁ、極端な温度に設定されていることが多いですね。
しかし、州やエリアによって違いがあるところもあり、学校全体で温度が設定・管理されていることもあれば、各教室ごとに先生が設定することがあったりとまちまちです。
もし、体感温度があまり良くなかったら遠慮なく先生に申し出ればちゃんと対応してくれますのでご安心ください。
特に体調が悪かったり、悪くなりそうなほどならばはっきり伝えなければいけません。アメリカではヘンな我慢は美徳ではないという事も覚えておきましょう。
アメリカでは、誰もが心地よく授業を受ける権利があるという事が徹底されていますので、無用な遠慮はかえって物事をややこしくする場合がありますから。
しかしながら、自己責任というのもかなり徹底されているので、寒すぎたり暑すぎたりしたときのために、前もって自分で準備をするよう心掛けをするようにすることは言うまでもありません。
アメリカに留学すると、こういった毎日の生活の中でも自己の自立精神や発言力を養うことができると言えます。
アメリカの家は大きくて快適?実際はどう?
アメリカの家は大きいというのが、多くの人が抱いている想像だと思います。これは80%正解と言えるでしょう。残りの20%は、NYなどの大都会の中心部などには、古い小さなアパートなどが存在するからです。
実際にアメリカの典型的な中流家庭の家を見ると、ビルトインガレージがあったり、バスルーム(トイレ、洗面所、シャワー、バスタブがあるところ)が、各部屋に付いていたり、庭にはスイミングプールがあったりと、日本の家に比べると設備の多い豪華な作りになっていると言えます。
ここでも、基本的にセントラルエアコンディショナーシステムが付いているのが普通なので、外がどんなに暑かろうが寒かろうが、家の中はバスルームまで快適です。
筆者の経験によると、気候に拘わらず、アメリカ人は家の中では半袖のTシャツで過ごしているというイメージです。気軽でいいですね。
セントラルエアコンディショナーシステムは電気代も各部屋にエアコンを置いた場合とほとんど変わらないそうで、また家全体を冷暖房する前提のため、窓やサッシも外気の熱を通しにくい冷暖房に適したものを使用しています。非常に合理的ですね。
たとえば将来家を建てるとして、こういったアメリカの家屋のつくりや住み心地を知っておくことも、後々理想の暮らしを実現させるために役に立つのではないかと思います。
以上の事から、アメリカ留学は英語や他の勉強だけでなく、ちょっぴり贅沢な心地よい生活を体験してみるのも、将来のための良い経験になるのではないかと思います。