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留学前に英会話は勉強した方がよいかどうか?考え方とメリット2017.11.2

留学の目的は様々だと思いますが、なかでも語学は留学と切って離せません。

留学の時間は限られています。限られた時間でできるだけ勉強して、たくさんのことを身に着けることが理想ですね。

日本でも勉強できることは海外に行ってから勉強するのではなく、日本で予習しておくのが貴重な留学の時間を守るには効果的です。

そこで今回は、これから留学をしたいと考えている人が日本にいる時にできる、留学準備として英会話を学ぶ必要とその効果についてお話したいと思います。

留学前に英会話は勉強した方がいい?

答えは「YES」です。これはどういうことかというと、英会話教室には英語でのアウトプットの練習の場としての価値があるということです。

例えば空港でのトラブルや学校関係者とのやりとりなど、日本を離れたその日から英会話の嵐の中に身を置くことになります。事前に英会話を習っていても最初はかなり苦労することになるでしょう。そういった場所に日本語が話せる人が絶対いるとは限りませんので、自分である程度はやりとり出来るように準備しておきましょう。

また、日常よく使れるフレーズなど基本的なことは、現地でゼロから勉強するよりは、日本にいるうちに一通り慣れておく方が効率的です。これは一人で勉強をするよりは、英会話教室などで実際の会話に近い呼吸でやり取りできるように、言葉のキャッチボールの練習をしておくとよいです。

実際に足を運んで通う形式の英会話学校でなくとも、今ではオンラインの英会話レッスンも盛んです。国内の大手オンライン英語レッスンを使用することも可能ですし、個人でウェブサイトやブログを開設してSkypeやLineを通じてレッスンを受け付けているネイティブの英語の先生や留学経験者の日本人の先生もInstagram等のSNSで見つけることもできます。

YouTubeや海外ドラマなど、英語インプットのための材料はあふれていますが、なかなか話す・書くというアウトプットの機会は意識しなければつくれないのが、実際だと思います。意識してアウトプットの機会を設けて留学に備えるようにしてみましょう。

もちろん、まったくのゼロの状態で現地に行くことも可能ですし、それでもうまくやっていけた人も過去にはいます。

しかし、日本から海外と一気に環境が変わる中で現地の言語が全く分からず何を言っていいかわからない状態というのは、単純に言って苦痛以外のなにものでもありません。新しいことを覚えるにしても何も知らない状態だと時間がかかります。

どこまで準備したとしても、困難もハードルもゼロですべてうまくいくということはありませんが、早めに留学を軌道に乗せて現地での生活を早めに楽しめるようにするためにも、英語を口に出してしゃべれるように慣れておくことは、海外に行った時の助けには確実になります。

文法や単語も、少なくとも中学校修了レベルの文法や基本的な単語などがわかるのとわからないのでは、留学先での言葉を覚えるスピードに大きな違いが出てきます

英会話教室に通う一番のメリット

それは「本物の生の英語が聞ける」ということです。英語の堪能な先生と会話をすることで、それが現地に行った時の予行練習になるからです。

また、英語には学校の教科書で教わるような様な形式通りの会話以外にも、さまざまな言い回しがあるというのも体感で理解できますし、日本語での方言の様に、ちょっとした語尾の違いや発音の差があることもわかるようになります。

こういった実際の会話のリズムやスピードと呼吸、それに伴う単語の自然な省略などのコミュニケーションの細部については、日本の学校で行われている「先生とクラス全員が向かい合って授業する」という形式の英語の授業ではなかなか教わることができないのが現実です。ここで、英会話教室や個人の英語の先生による、一対少人数、または一対一での授業のメリットが色濃くなってきます。

一口に英語と言っても、アメリカ英語、イギリス英語、インド英語、シンガポール英語と様々です。アメリカではごく当たり前につかわれる言い回しが、イギリスではまったく通じないということもあります。

こうした細かな英語の特徴や地域によっての違いは、決して取るに足らない事ではなく、英語の自然さに深く関わっています

たとえば、日本語の標準語と関西弁とを混ぜてしゃべっているのを聞くと気持ち悪く感じるのと同じように、英語でもアメリカ英語なのかイギリス英語なのかわからない英語をしゃべるのは良くないのです。

もし留学先の国が決まっているのなら、その国の出身の先生を見つけて話し方に慣れたり、特徴について聞いておくのもよいです。

信頼できる先生であれば、同じ日本人の先生に習うのも良いでしょう。日本人の先生に習うことの利点は、日本語で質問できることと、同じ日本語を母語にするものとして、つまずきやすいポイントの理解と共感が得られやすいということです。

ただし先生の海外経験が長くても、英語の発音や知識などがイマイチで思い込みも強いという場合も残念なことに少なくないので、きちんとした実力のある先生かどうか見極めることも大切です。

逆に、きれいな発音の仕方を生徒に教えることができ、現地の生の英語のニュアンスや海外の事情にも詳しいという日本人の先生はとても貴重でありがたい存在なので、もし巡り合うことがあったら「日本人だから」と敬遠せずに習ってみるのもおすすめです。

英会話学校での準備と現地での経験は別と考える

英会話学校で学ぶことの意義を書いてきましたが、「日本で英会話学校に一年通うよりも、たった一週間でも留学した方が数倍の価値と効果がある」という事も十分ありえるのだ、ということは書いておきたいと思います。

というのは、極論すると日本でする英会話学校での会話は「お客様」として英語をしゃべっている状態だということです。英会話学校の先生たちは非ネイティブの人の話す英語にも慣れており、料金をもらっているプロとして、根気よくあなたの話を聞いてくれます。

しかし将来実際に英語を話す場面、ビジネスの商談や、街中で話すとき、学校の発表で大勢の前で話すときには、「お客様」としてではなく、「自分」と「相手」という対等な関係で話すことになります

こちらのペースに合わせてくれるとは限らず、上手でも下手でもこちらの話す内容そのままで判断されます。ここでやはり、現地の文化や生活、空気をわかっているのといないのとでは、大きな差が出てきてしまうのが現実です。

話す速度、教科書にはない言葉の数々などに加え、その国で生活し文化を直接肌に触れることによって得られる英語への理解や感情が、英語で相手と意思疎通をするには大切です。そして、このような実際に現地で生活をしてみないとわからないことを体験するには、留学やワーキングホリデーなどが絶好の機会と言えるのです。

最悪、挫折することもあるかもしれませんが、異国の文化や生活に触れる経験は、ほんの少しの間でもそれ以降のあなたのモノの見方や考え方、ひいては人生に大きく影響する事でしょう。

また、国内でずっと語学の勉強をしていくことを考えていらっしゃる方には、思い切って短期間でもいいので留学を考えてみることをおすすめします。どんなに一生懸命英会話を日本で勉強しても、例えばアメリカでの一週間の経験にはかなわないと、実際に留学前に英会話学校に通い準備をした上でアメリカ留学をした経験を持つ筆者は考えています。

以上、今回は留学することの大きな意義と、海外渡航前に英会話教室に通って英語に慣れておくことのメリットをお話しました!