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スタッフブログ
韓国でカルチャーショック!! 2019.12.10
みなさん、韓国の「大学就学能力試験」をご存じですか?
これは日本でいうセンター試験のようなもの。11月の木曜日に設定され、1日ですべての試験が実施されます。
テレビのニュースで観たことがある方もたくさんいらっしゃると思いますが、これがまぁカルチャーショック!😲💦
韓国では大学修学能力試験において、受験する学生たちを国を挙げて、サポートするのです。
例えば、遅刻しそうになった場合、警察に電話をすると、迎えに来て試験会場まで送り届けてくれます!🚔
とある韓国人と日本人の会話
韓国人 「日本は警察の送迎制度がないの?」
日本人 「ないよ!」
韓国人 「じゃあ、遅刻しそうになったら、どうするの?」
日本人 「遅刻する人が悪い。そこで試験終了です。」
韓国人 「日本は冷たい国ね!厳しいわ!」
この試験結果が一生を左右する可能性もあります。
「その大事な日に遅刻をするなんて、自己管理がなっていない。」
「電車の遅延?そのリスクも考え、朝は余裕を持つべきだ!リスク管理も自己責任!!」
日本だとこんな声も聞こえてきそうですよね~。
でも、韓国では違います。
「そんな大事な日に遅刻をするのは、何か理由があるはず!」
「遅刻ごときで、本当に優秀な人材を見逃してしまっては困る!」
との考え方もあるそうです。
警察による送迎以外にも、沢山のサポートがあるようです!
(以下はソウル市のfacebookから引用)———-
・登校時間帯の交通渋滞を避けるため、官公庁など会社員の出勤時間は1時間遅らせて10時からスタート!👔🏢
・地下鉄・バスは午前6時〜10時までの間本数を増やして運行
・タクシーは午前4時~12時までの間1万3,000台を追加運行できるように規制を緩和
・受験生を無料で試験会場まで送ってくれる「受験生輸送支援車両」約800台が試験場近くの駅、バス停留所、主要なポイントなどで待機!
・自治区公務員、民間団体ボランティアなど3000人余りを早朝から警察と一緒に会場周辺や交通移動の主要なポイントに配置し、交通整理と受験生の案内を行います
・受験生が試験に集中できるように、会場近くの工事現場の騒音や、バス・タクシーなどの車両のクラクション自制などを事前に呼びかけ
・各区の自治体が試験場周辺を巡回して騒音の管理
・試験が終わったら、ストレスを発散できるさまざな文化体験をプレゼント!🎁
ソウル市庁内のホールでは受験票を持参した受験生を対象に無料のコンサートやDJダンスパーティ、公演、軽食などを準備!
その他にも、ワークショップや講演、企画展示などもあり、12月末までは映画、クラシック、舞踊、オペラ、ミュージカルまで、
様々なジャンルの作品が特別割引価格で観覧できます🎶
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試験後まで手厚いケアで驚きますよね!!😲✨
韓国と日本
近いのに、こんなに違います。
(もちろん同じ国の中でも様々な考え方はありますが)
この文化の違いを味わえるのも留学やワーキングホリデーの醍醐味です♪