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スタッフブログ
「在留届」について2020.2.4
留学の計画を立てていざ出発!!
留学生活楽しみもあり不安もあり、到着するとこれからの生活がわくわくするかと思います♪
・・・・でもちょっと待ってください!留学出発前もしくは到着後にやらなきゃいけない大切なことがあるんです。
それが「在留届」
在留届が何なのか分からない人、聞いたことあるけど何のためのものか分からない人のために、
今回はその在留届について簡単に解説します^^
在留届とは・・・ご自身が滞在している都市を管轄する日本国大使館もしくは領事館にこの「在留届」を提出することで、日本政府があなたの所在地を把握することができるのです。
この在留届は法律でも3か月以上滞在する人は提出が義務付けられているのです。
簡単に言うと住民票みたいなものですね!
在留届の提出は大使館や領事館に直接持っていく必要はないのです。今は外務省が運営するHPからオンラインで提出することができます。
また、外務省が定める「在留届」書式のPDFに手書きで記入し、FAXやメールで送っても受け付けられます。
海外滞在が3ヶ月未満の方は, 「たびレジ」に登録してください。滞在先の最新の海外安全情報や緊急事態発生時の連絡メール,また,いざという時の緊急連絡などが受け取れます。
現在、外国にお住まいで既に在留届を提出された方も、別の国へ旅行や出張する際には「たびレジ」に登録してください。
【たびレジ】※こちらからオンラインの在留届を提出できます。
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
在留届はプライバシーで守られているため公表されることはありません。
ここで在留届を提出して所在地が分かったところで何の意味があるのかと思った人!
ちゃんとした意味があるんです。
ご説明した通り、この在留届は住民票に似ており、大使館や領事館が担当地域に何人日本人が住んでいるかを把握するためにも使われています。そして、その大使館や領事館が提供する(無料の)行政サービスを受けるためにはこの在留届は必須です。
受けられるサービスとは・・・
・「緊急メール/総領事館からのお知らせメール」が配信される(当然日本語で!)
・万が一大規模災害やテロ等に巻き込まれた場合に日本政府の援護(国外退避の支援など)が受けられる
・パスポートの再発行や各種証明書の発行がスムーズに行える
今年に入ってから世界では様々な自然災害やコロナウィルスなどの問題が起こっていますよね。
そんなときにこれから留学もしくは留学中、旅行だともちろん心配だと思います。
そんなときに在留届を提出していると、大使館・領事館が滞在者リストを確認して、提出した方からスムーズに援護が受けられます。
住民票と違い、在留届の提出は義務ではあるものの、罰則規定がありません。そのため在留届を出さないまま過ごされる方も多いです。
ただ、在留届を出す手間に比べて、得られるメリットは大きいので、ぜひとも在留届は提出してください!!