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海外の授業、留学生に求められていることとは?日本とアメリカの授業比較2017.9.30

海外留学をすると待っているのが、学校の授業を受けることですね。

「海外の授業はどんな内容なんだろう?」と気になった方のためにざっくりですが、アメリカでの授業を例に、違いをお話します!

日本は「読み書き」「一般常識」米国は「意見を述べること」「批判性」を重視

日本の英語の授業はというと、まず単語や文章の練習をして、そこからその単語や文章が読めるようになるという内容です。いわゆる「読み書き」や「一般常識」を重要視しています。

しかし、米国の英語の授業は読み書きはそこそこで、重要視しているポイントは「会話」、もっと言うと「意見交換(Discussion)」です。

アメリカ人はおしゃべりが好きな人が多いと留学した際に私は実感しましたが、やはり小さいころからしゃべる技術を教えられてきたということも大きく影響していると思います。

授業でも、先生の説明を聞いてノートに書く事よりも、議題についての自分の意見や考えを問われることが多く、また、スピーチの授業もあるくらい、喋りの技術はアメリカではとても重要な事なのです。

また、生徒の思考の「批判性」が問われるというのも特徴的です。

ここでいう「批判」とは、「ケチをつけること」や「文句を言うこと」ではなく、「なぜそうなっているのか?」「こうしたらもっと良くなるのではないか?」という風に考え、物事や現状をそのまま鵜呑みにせず、より良い選択や解決策を提案していくという、建設的な態度のことを言います。

アメリカの大学でよく言われる、Be critical(批判的でありなさい)というのは、上で説明したような思考ができる人物になってほしいという願いのもと、学生に投げかけられています。

授業スタイルにも違いあり

私が米国に留学した際にで最初に通っていたのはESLクラスという留学生や英語があまり得意じゃない現地の人向けのクラスでした。

そこのクラスでは、授業の前半は「読み書き」を中心にし、休憩時間をはさみ、後半はクラス中の人たちと「会話」をしてました。

全員で輪になって話したり1対1で話したりと日によってまちまちでした。基本的にアメリカの学校には教壇というものはなく、先生も黒板やホワイトボードに書くことはあまりなくて、生徒の中に一緒に混ざり、同じ目線でディスカッションに加わります。

日本の授業の様に先生が目の前に座り生徒は全員列になって先生の方を見るという形式と比べると、こちらの方が生徒同士でコミュニケーションを取るには適していると言えますね。

教えられた正解を言うことより答えにたどり着くまでのプロセスを重視するのが米国の授業

私が経験したアメリカの授業は、正解よりもその生徒の考え方や個性を重視した判断を先生は重要視しているように感じました。

実際、ほとんどの物事には正解は一つじゃなく多数存在する事が多いですし、その答えに行きつくまでのプロセスを重視するアメリカの教育は、私にとって新鮮で素晴らしく感じられました。
こういった教育の中から個性的な人物や発見が多く生まれるのだと思います。

以上、ほんの少しですが日本と海外の授業の違いを比較してみました!